Why do we need life insurance?

保険の話。若い人でちゃんと生命保険について考えている人は少ないというのが僕の感覚値なんだけど、もしかしたら「保険入ったほうがいいんだろうけど良く分からないし、お金かかるからなー」と思っている人そこそこ多いのかもしれない。まぁ少なくとも僕はそうだった。

それなのに何故僕は今保険に入って、人に対して保険入るならちゃんと考えたほうが良いと言うのか、少しばかり書いてみたいと思う。

僕の場合

僕の場合、きっかけは結婚で、自分にもしものことがあったときのことを考え始めたからです。奥さんも今は働いているし、今すぐ何かあったとしてもほとんど何も問題無いと思うんだけど、将来子供が出来て育ち盛りの頃に万が一のことがあったら奥さんに大変な思いをさせてしまうのは想像に難くない。かと言ってどんなに貯蓄したとしても、年収が右肩上がりに 2 倍、 3 倍と上がるわけでもないので貯蓄可能な額の限度は目に見えている。じゃあ、どうしたらいいのか、というところで保険に頼りましょうというのが一般解だと僕は思う。まぁちょっと色んなケースがあるけど、具体的にどういうときに「生命保険に入っててよかったね」となるのか幾つかの具体例を示してみたいと思う。

Case1: 死んだとき

いわゆる死亡保障。一番分かりやすいし、生命保険というと死んだときの保険かがんとか入院したときのため、というイメージがそこそこ強いのかもしれない。 ちなみに独身者の場合、自分が死んでも誰も困らないとか思っていることも多いかもしれないのだけど、よく考えて欲しいのは自分が死んだときに誰がお葬式費用を出したり、お墓代を出すのかということ [1]

親が健在なら親がきっとその費用を惜しみなくだすだろうけど、それでも自分の死後に数百万というお金を負担させるのは死んでいても死んでも死にきれない思いをする。 それなら自分である程度の保険をかけておくというのは親のためにもいいだろう。一番いいのは親より先に死なないことなのは間違いない。

[1]もちろん「もしものことがあったら海に流して欲しい」という遺言を書くことも出来るかもですが、実行した人が死体遺棄で捕まるから良くない。

Case2: 交通事故にあって手足の自由がなくなったとき

高度障害と言われたりする。だいたい終身保険でカバー出来ることが多いと思うけど、両手もしくは両足が動かなくなったり、目や耳が聞こえないという状態になったときに保険を受け取ることが出来る。 また、これは商品によって範囲が違うこともあるけど、片手だけ片足だけといった高度障害とは認定されないけれど生活に不自由するような特定の障害の場合でも保険が出ることがある。

それから生きているのに働くことが出来ないという状況に陥ったと思って考えて欲しいけど、この場合生活費やその他諸々通院費用などお金はかかるけどお金は入ってこないという状況になる可能性がある。 こういうとき終身保険で一度に 1000~3000 万出たとしても、将来的には生活が苦しくなると思う。もしそういう事態に備えたいのであれば、そういうのに備えることのできる保険商品に別で入るのもいいかもしれない。 例えばジブラルタ生命保険なら「高度障害療養加算型家族収入保険」といった商品がある。他の保険会社でも逓減型の収入保険という形で売っていると思う。

Case3: 余命宣告されたとき

なかなか医者はドラマや映画にあるように余命宣告を簡単にはしないらしいけれど、余命宣告をされた場合に保険の効かない治療をしたら治るかもしれないとか、どうせならと最後に色んなところに旅行に行きたいとかあるかもしれない。 つまり、生命保険入ったはいいけど死ぬと分かっているなら、自分のために使いたいというケース。この場合、リビングニーズ特約とか呼ばれるものが使える(商品が対応していてかつ入っていれば)。 余命宣告されることは多くないと聞くけど、それでもこういうときにもし自由に使えるお金があったらまだ選択肢はあるよなと思います。

Case4: がん宣告されたとき

今、ふたりにひとりががんだと診断される時代と言われているらしいですが、がんだと診断されて先進医療などを受けたいと思ってもかなりの高額になることが多いです。 そのようなときに備える保険の CM をテレビでよく見かけますが、まぁ入っていても良いのかなと思ったりします。

Case5: 定年退職したとき

一般的に養老保険と言われるんだと思うけど、最近は終身保険でそこまでカバーしているケースも多いように思う。 まぁ人生何事もなく順調に歳を重ねることが出来れば 65 歳くらいでリタイアしたいと思うんだろうけど、僕らの年代が将来年金を貰えるのかというのはかなり怪しいというかどのくらいの額になるのか皆目検討もつかないのが現状である。 だから貯蓄しようというのは全然ありなんだけど、銀行に定期で預けてもたいして増えないし将来までの保障も出来ないのだから、保険で貯蓄と保障を一片にしてしまいたいよね、というのがここの話。

普通の養老保険の場合、 500 万の死亡保障を付けたら満期になったタイミングで 500 万受け取れるし、万が一契約中に死んでしまった場合 500 万支払われるというのが多いのかな。 しかし幾つかの終身保険などでは、解約返戻金が 100% を超えるものが存在する。つまり、 500 万の死亡保障がついて一定期間以上経てば 600 万受け取れるようなものがあるということ(流石にこの数字は適当だけどなくはない)。 もちろん、その分多少保険料が上がることは上がると思うけど。

それと外貨リスクを厭わなければドル建てという選択肢もあり得る。リタイアメント・インカムという利率が凄くいい商品も最近あるので気になる人は調べてみるといいと思う。

Case6: 長期入院したとき

医療保険ですね。医療保険については数日の入院や手術なんかなら貯蓄が多少あればどうにかなるケースもあると思うので、僕は積極的に入りたいとは思わないけど例外として長期入院した場合だけはどうしようもないのである程度カバーしたいのかなと思う。

知っておきたいこと

僕は保険を知って話を聞くタイミングで知ったけど、厚生年金には遺族厚生年金という仕組みがあることや、保険料を若いうちに払いきってしまうことが出来るのを知らなかった。

遺族厚生年金の仕組みを知っていれば、保険を契約する際に多すぎる保障を付けずに済む。まぁ残された家族に残るお金は多ければ多いほうがいいとはいえ、保険料を支払うのに四苦八苦して生前苦労するのでは元も子もない気がする。 終身保険というと 60 歳くらいまで払い続けるものかなと思っていたんだけど、 20 年くらいで払いきってしまう方が最終的な負担額が少なくて済むし、 40 半ばになる頃には保険料を支払わなくても済むし、 60 になる頃には解約返戻金が 100% を超え始めたりして良いことばかりだと知った。

あと定期保険と医療保険について。定期保険、安いけど 10,20 年更新とかだと、更新毎に保険料上がるから気をつけたほうがいい。しかも満期給付とかっていう考え方ないし、貯蓄にはならないので気をつけたい。 医療保険については高額療養費制度を利用できる場合があるのであわせて知っておくといいですね。本当に必要かどうか、というのは考えたほうがいいし、実際に必要になるシーンというのが限られているなら、そういうシーンにだけ対応できるような保険に入ったほうがいい。

それからリビングニーズや貸付という仕組みを知っておいたほうが良い。聞いたところによると、貸付という制度を知らないが為に保険を解約してしまうというケースもそこそこあるらしい。説明してくれない保険屋もどうかと思うけど、そういうのをちゃんと利用したりして将来の色々を乗り越えたい。

あ、あと年齢が上がるにつれて、加入時の保険料が上がるので気をつけましょう。つまり、若ければ若いほどいいし、ビール飲みすぎて肝臓壊したり高血圧になったりする前に入ったほうがいいということ。

終わりに

今回こうやって書こうと思ったのは、若い人 [2] であまりそういうことを考えている人が多くないというのを感じたからで、少しでも保険というものに対して前向きに考えることができたらいいんじゃないかなと思ったからです。 あと、保険屋さんに行くのは良いけど、あまり代理店とかはオススメしないです。勿論、良い会社、良い人というのはいたりするだろうけど、社会は厳しそうというのが このへん に書いてあります。

ちなみに代理店じゃないなら、具体的にどの保険会社が良いの?という話ですが、僕の場合は医療保険以外はジブラルタ生命にしています。ジブラルタ生命保険、プルデンシャル生命保険、ソニー生命保険あたりは安心だと思います。 僕がジブラルタ生命を選んでいる理由は、 3.11 後の対応がしっかりしていたことです。ジブラルタ生命は現地まで赴いて安否確認をしっかりして、 9 割以上の給付対象者に給付を行ったらしいです。しかし、ネットで契約できるような安価な生命保険の場合は申請を行わないと支払いがされなかったり、有名な日本の保険会社でも安否確認を封書で行ったりしているらしく、あまりよろしくない対応をされているところもあるようです。 あとは災害時などに沢山の給付対象者がいた場合、保険会社は満額支払えないケースがあると約款に書いてあったりするのですが、ジブラルタ生命であればその心配がほぼないからというのがあります(過去の震災での実績がある)。

というわけでこのくらいで〆ようと思いますが、この記事が誰かの役に立てたらいいなと思います。

[2]特にエンジニア界隈?